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河北新報2007.12.09朝刊、社説下の小さなコラム「デスク日誌」におもしろい計算が載っていました。
紙面一ページをべた記事だけで埋めたら何本の記事が入るか、というものです。
一本三十行見当として広告スペースを除いたら二十五本入りそうとか。

べた記事とは新聞記事の一段分程度の見出しのついた小さな記事のことです。
個人的にべた記事は好きです。
べただけで埋め尽くされた紙面を夢見たこともありました。
小さくたくさん、ニュースのカタログみたいな感じになって、それなりに役立つかも。
でも、売れなさそう…。
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新聞のQ&Aコーナーより

「一面記事の選択基準は」という質問に対して、高知新聞編集部は次のように答えていました。

読者によってさまざまなところから読み始めるということを認めつつ、
作り手の側としては「新聞の顔」である一面から読んでいただければと思っています。(高知新聞2007.12.03朝刊「お答えします 読者質問箱」より)

そして
選択のポイントは、社会的な広がり▽時代を反映した出来事なのか▽本誌の読者である県民への影響が大きいか─などいくつかありますが、何より大切にしているのは「驚き」です。

美しい写真なども重要なようです。


西日本新聞の写真部記者の方によると
新聞の一面には必ず最低一枚の写真を載せる。(中略)新聞社からすれば、その日の「一押し」だが、読者の反応はこちらの狙い通りにはいかない。(西日本新聞2008.02.19朝刊「風 最前線から」より)
同じコーナー内にこうも書いておられます。
最近では記者が事件事故現場に到着する前に、一般市民が撮影済みである。(中略)デジタル時代、写真記者の生命である「この一枚」が、日に日に軽くなっていく。
何新聞かわからなくなったら役に立つかも。

「か」の字が決め手!


新聞切抜きをしていると、まれに記入漏れなどが生じ、その記事が何新聞かわからなくなってしまうこともあります。
そんなときの豆知識。

すべての新聞がわかるわけではありませんが、少なくとも全国紙に関しては通用するはず。
平仮名の「か」。
これが各紙で形がわりとはっきり異なるのです。
なんとかかんとかどの新聞かの特定はできます。

一度見比べてみてください。
現在のところこれと決まっているとかそういうものではないようですが、おおむね以下の新聞社のことだろうと思われます。
  • 北海道新聞
  • 河北新報
  • 東京新聞
  • 中日新聞
  • 西日本新聞
これに次の新聞社を加えることもあるようです。
  • 神戸新聞
  • 中国新聞
さらに次の新聞社を加えることもあるようです。
  • 静岡新聞

以下は「東京経済大学山田研究室 日本の地域紙データ:用語解説」より引用させていただきました。
 戦時統制下で、複数の府県への配布が認められた広域を対象とした地方紙を「ブロック紙」と称したが、その後も、これに準じる規模の地方紙を「ブロック紙」と称する。
 戦時統制下のブロック紙は、『東京新聞』、『中部日本新聞』=現在の『中日新聞』、『大阪新聞』、『西日本新聞』の4紙を指した。戦後、『中部日本新聞』~『中日新聞』は、順調に事業を拡大し、配布地域も拡大したが、他の3紙は経営的に苦境に立たされた。『東京新聞』は、経営不振から新聞事業が譲渡され、1967年からは中部日本新聞社~中日新聞社東京本社によって発行されている。『大阪新聞』は、戦後は大阪府内を主な対象とする都市型の新聞となり、ブロック紙ではなくなった(最終的には、2002年3月に休刊)。『西日本新聞』も、福岡県外への配布部数は佐賀県、長崎県である程度の部数が確保されているものの、ブロック紙としては小規模になった。

 今日では、『中日新聞』、『西日本新聞』に、発行部数が百万部を越える『北海道新聞』を加えて「ブロック3紙
」と呼ぶことが多い(『東京新聞』を加えて4紙とすることもある)。また、ある程度の部数を県外に配布している有力な「県紙」が自らを「ブロック紙」と称することもある(例えば、宮城県=東北の『河北新報』)。
Wikipedeiaでは以下の通り
ブロック紙(ブロックし)とは、販売地域が複数の都府県に跨がる地方紙を指す。

一般的な地方紙よりも大きいが、全国紙のように日本中を網羅していない新聞をいう。広範囲の地方圏で、圧倒的な部数と影響力を持つ新聞である場合が多い。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
月に一度「新聞休刊日」というのがあり、新聞が来ない日があるわけですが、休まない新聞もいくつかあるようでます。
常に休まないのかどうか、いちいちチェックしていないので、定かではないですが、たぶんここ、あまり休んでないことが多いかもしれない?と思われるのが…
  • 徳島新聞
  • 沖縄タイムス
  • 琉球新報
ほんとにそうかどうかは不明です。感覚的にです。これからちょっと意識してみます。
それぞれの新聞で特徴ある紙面構成を考えておられますが、おおむね共通する部分も多くあります。
その共通する部分を抽出してみたいと思います。
  • 1面
  • 総合面:2面~3面にある場合が多いようですがもちろん例外も多くあります。
  • オピニオン
    • 「総合・社説」などの場合もあり
  • 国際
  • 経済
    • 県内政経:地方紙では地域経済と、国内経済を分けているところもあります。政治・経済を地域と国内で分けているものもありました。このふたつのジャンルは分けにくい場合も多いですので一理あると思います。
    • 国内政経
  • 株式(証券)
  • 生活:この中でさらに教育、子育てなど細分化されている場合も多いです。
    • 教育
    • 子育て
  • 科学
  • 文化
  • スポーツ
  • 地域
  • 地域総合
  • 社会
  • 番組:最終面でない場合もあります。
業界の人間でもないし、印刷所を見学したこともないので、あくまでも又聞きですが。
どの新聞も下の方の余白に小さな穴が7つ8つ開いています。
  • ふつうは8つらしいのですが、沖縄タイムスなど数えてみると7つしかありませんので、もしかしたら印刷機によって異なるのかもしれません。
これは印刷するときにできるものです。
調べたところ、ふたつの表現があるようです。
  • 輪転機でロールになった紙使うのですが、そのときちゃんと紙を引っ張っていけるように、紙をひっかけ固定する針によるものです。ひっかけて引っ張って刷り上がった一部を切り離し、またひっかけて紙を送ります。
  • 裁断し揃えるるときずれないよう、針を刺して固定するときにできる穴だそうです。
おそらく今の技術ならいっぺんにできるのかもしれませんので、上の二つは同義なのかもしれませんね。
印刷機の機種によって異なるでしょうけど、1台で1秒間に20部くらい印刷できるそうです。
  • 全ページということではなく、見開き分くらいなのでしょうけど?ちょっと不明です。
新聞紙は上下がギザギザの切り口になっています。
輪転機を使って印刷するとき、裏表8ページ分を印刷してから切り離すのですが、そのためのカッターの切り口です。
セロテープのカッターがギザギザなのとたぶん同じですね。
直線にもできるのでしょうが、おそらくギザギザの方が確実なのでしょう。輪転機はものすごいスピードで紙を送っていますから。
他のサイトへのリンクというだけではなく 新聞そのものへの玄関となっていければいいなぁ そんな意味で
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