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「朝日新聞の文体をつくった」と言われた方だそうです。

今朝(1月6日)の朝日新聞・朝刊・書評欄で紹介されていました。書評の著者は建築史家の橋爪紳也氏。

引用の引用ですが。
「日本の社会は何かあると雪崩現象を起こし、一方向に流れやすい。新聞はこれに待ったをかけることが大事だ」と述べ、「ものごとをより多角的、多面的な鏡で乱反射させなければ、今日の読者は満足してくれない」とも主張した。

これはわが編集部の「こうありたい」というものでもありますね。

新聞記者 疋田桂一郎とその仕事 (朝日選書 833)
新聞記者 疋田桂一郎とその仕事 (朝日選書 833)柴田 鉄治/外岡 秀俊

朝日新聞社 2007-11-09
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河北新報2007.12.09朝刊、社説下の小さなコラム「デスク日誌」におもしろい計算が載っていました。
紙面一ページをべた記事だけで埋めたら何本の記事が入るか、というものです。
一本三十行見当として広告スペースを除いたら二十五本入りそうとか。

べた記事とは新聞記事の一段分程度の見出しのついた小さな記事のことです。
個人的にべた記事は好きです。
べただけで埋め尽くされた紙面を夢見たこともありました。
小さくたくさん、ニュースのカタログみたいな感じになって、それなりに役立つかも。
でも、売れなさそう…。
新聞のQ&Aコーナーより

「一面記事の選択基準は」という質問に対して、高知新聞編集部は次のように答えていました。

読者によってさまざまなところから読み始めるということを認めつつ、
作り手の側としては「新聞の顔」である一面から読んでいただければと思っています。(高知新聞2007.12.03朝刊「お答えします 読者質問箱」より)

そして
選択のポイントは、社会的な広がり▽時代を反映した出来事なのか▽本誌の読者である県民への影響が大きいか─などいくつかありますが、何より大切にしているのは「驚き」です。

美しい写真なども重要なようです。


西日本新聞の写真部記者の方によると
新聞の一面には必ず最低一枚の写真を載せる。(中略)新聞社からすれば、その日の「一押し」だが、読者の反応はこちらの狙い通りにはいかない。(西日本新聞2008.02.19朝刊「風 最前線から」より)
同じコーナー内にこうも書いておられます。
最近では記者が事件事故現場に到着する前に、一般市民が撮影済みである。(中略)デジタル時代、写真記者の生命である「この一枚」が、日に日に軽くなっていく。
何新聞かわからなくなったら役に立つかも。

「か」の字が決め手!


新聞切抜きをしていると、まれに記入漏れなどが生じ、その記事が何新聞かわからなくなってしまうこともあります。
そんなときの豆知識。

すべての新聞がわかるわけではありませんが、少なくとも全国紙に関しては通用するはず。
平仮名の「か」。
これが各紙で形がわりとはっきり異なるのです。
なんとかかんとかどの新聞かの特定はできます。

一度見比べてみてください。
琉球新報に関する豆知識を少しずつここに書き足していこうと思います。
他の新聞についても少しずつ。
データ類はWikipediaを参照しました。

■サイト
http://ryukyushimpo.jp/

■所在地
・沖縄県那覇市天久905

■創立
・明治26年(1893年)9月15日
   ・沖縄では最も古い新聞だそうです。
・昭和15年(1940年)12月20日 沖縄朝日新聞、沖縄日報と統合、「沖縄新報」となる。
・昭和20年(1945年)7月26日 「ウルマ新報」(のちに「うるま新報」)。
・昭和26年(1951年)9月10日 「琉球新報」に改名。現在に至る。

■金口木舌
・朝刊一面下にあるコラム。
・読みは「きんこうぼくぜつ」、もしくは「きんこうもくぜつ」でも可のようです。琉球新報社内ではどう読んでいるのか不明。かつてこのコラムを書いておられたという方のサイト「花鳥風月&金口木舌」では「もくぜつ」の方を先に表記しているようなので、そちらを使っているのかとは思いますが。
・意味的には「木鐸」と同意で、出版などを通じて社会を指導する人のことを言うそうです。
現在のところこれと決まっているとかそういうものではないようですが、おおむね以下の新聞社のことだろうと思われます。
  • 北海道新聞
  • 河北新報
  • 東京新聞
  • 中日新聞
  • 西日本新聞
これに次の新聞社を加えることもあるようです。
  • 神戸新聞
  • 中国新聞
さらに次の新聞社を加えることもあるようです。
  • 静岡新聞

以下は「東京経済大学山田研究室 日本の地域紙データ:用語解説」より引用させていただきました。
 戦時統制下で、複数の府県への配布が認められた広域を対象とした地方紙を「ブロック紙」と称したが、その後も、これに準じる規模の地方紙を「ブロック紙」と称する。
 戦時統制下のブロック紙は、『東京新聞』、『中部日本新聞』=現在の『中日新聞』、『大阪新聞』、『西日本新聞』の4紙を指した。戦後、『中部日本新聞』~『中日新聞』は、順調に事業を拡大し、配布地域も拡大したが、他の3紙は経営的に苦境に立たされた。『東京新聞』は、経営不振から新聞事業が譲渡され、1967年からは中部日本新聞社~中日新聞社東京本社によって発行されている。『大阪新聞』は、戦後は大阪府内を主な対象とする都市型の新聞となり、ブロック紙ではなくなった(最終的には、2002年3月に休刊)。『西日本新聞』も、福岡県外への配布部数は佐賀県、長崎県である程度の部数が確保されているものの、ブロック紙としては小規模になった。

 今日では、『中日新聞』、『西日本新聞』に、発行部数が百万部を越える『北海道新聞』を加えて「ブロック3紙
」と呼ぶことが多い(『東京新聞』を加えて4紙とすることもある)。また、ある程度の部数を県外に配布している有力な「県紙」が自らを「ブロック紙」と称することもある(例えば、宮城県=東北の『河北新報』)。
Wikipedeiaでは以下の通り
ブロック紙(ブロックし)とは、販売地域が複数の都府県に跨がる地方紙を指す。

一般的な地方紙よりも大きいが、全国紙のように日本中を網羅していない新聞をいう。広範囲の地方圏で、圧倒的な部数と影響力を持つ新聞である場合が多い。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
五大湖のほとりシカゴから西海岸サンタモニカまで、米国の真ん中を横断する「ルート66」は典型的「保守」層が多く占める地である。キリスト教原理主義、中絶や同性愛の忌避、小さな政府を熱望…。米国の根幹をレポート。 (bk1より)



ルート66をゆく



松尾 理也著新潮社 (2006.3)通常2-3日以内に発送します。







 ※ 以下は産経新聞出版 http://www.sankei-books.co.jp/books/title/T0632000.htmlより

 平成17年4月から半年間、産経新聞に連載された「ルート66 保守のアメリカ」が、大幅加筆され、「ルート66をゆく アメリカの『保守』を訪ねて」のタイトルで平成18年3月20日発売。

 著者は産経新聞外信部の松尾理也記者。シカゴから西海岸まで3900キロを貫く「ルート66」を走り、これまで日本人の目に触れることの少なかった米中西部を主な舞台に、草の根に生きる「普通の人々」の暮らしを通して、超大国アメリカを動かす「保守」たちの知られざる素顔を明らかにしている。

 新書版、224ページ、定価735円。新潮社。

<目 次>

まえがき

1 ハートランドとは何か=イリノイ州シカゴ
  中西部人気質 米国社会の鏡 レーガンの生まれた土地 「赤と青」の二元論

2 心のすきま生める教会=ミズーリ州セントルイス
  非教派教会 重み増す福音派 神との距離の近さ 分け与えられる「良い知らせ」
   ジェネレーションX 神のコミュニティー

3 ひろがる進化論論争=カンザス州ガレーナ
  足跡の化石 モンキー裁判 人間はサルから進化した、だって? 
  インテリジェント・デザイン論 文化戦争のひとつ

4 最前線担う市民兵=オクラホマ州オクラホマシティー
  ホーム・カミング シチズン・ソルジャー 黄色いリボン オクラホマからアフガンへ 幻の取引

5 草の根保守の群像=オクラホマ州オクラホマシティー
  四半世紀前、変化が芽生えた ブッシュはリベラル 気乗りしないサポーター
  「草の根」共和党大会 十代の論客 ホームスクールを選ぶ理由
  反体制運動としての保守主義 三つの円 「悪」としての政府 源流は公民権運動
  ジョージ・ウオーレスが蒔いた種 ブッシュは無慈悲

6 ノスタルジック・ルート=メキシコ州・アルバカーキ
  あの輝きを取り戻したい ふたつのモーテル グリーンチリとレッドチ リ
  60年代は本当に楽しかった

7 燃える国境線=アリゾナ州ダグラス 
  ゲーティッド・コミュニティー 君に降りかかったら、どうする?
  奴らは福祉と仕事を奪いにくる ドライブ・スルー ワイルド・ウェスト的冒険主義 
  移民問題は人種問題 新たな争点として 

8 「アメリカ」の争奪戦=テキサス州アマリロ
  ウディ・ガスリーの肖像画 割りきれない両義性 「アメリカ」の殿堂

あとがき

主要参考文献


※ こんなサイトもありました。

700枚の画像で綴る ルート66旅行記
 
http://www.geocities.jp/route66_us2004/

ROUTE66~栄光と哀しみのマザー・ロード~ (スカパー「旅チャンネル」)
 
http://www.tabi-ch.net/overseas/route66/index.html
持ってるのですが、どうやら、絶版のようですね。こういう本はいつでも手に入るようにして欲しい気もします。まあ、どんな本でもそうですか?
前述の「明治妖怪新聞」なんかと通じるところのある楽しさ。こちらは確信犯的ですが。
これも今となってはファンタジイかも?


宮武外骨 滑稽新聞




筑摩書房 (N/A)
この本は現在お取り扱いできません。





ずいぶん昔に産経新聞で連載されたものだそうです。
日常のこまごまとしたもの(たとえば道具たちの)中に潜む「美」を見出す企画だったようで、かなり興味があるので買おうとは思ってます。

美の脇役
美の脇役
posted with 簡単リンクくん at 2007. 1.20
産経新聞社編 / 井上 博道写真光文社 (2005.10)
通常2-3日以内に発送します。

他のサイトへのリンクというだけではなく 新聞そのものへの玄関となっていければいいなぁ そんな意味で
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